お料理に映える器なら京都の陶器市「東福寺〜泉涌寺 窯元もみじまつり」へ

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中医薬膳師めざして勉強中のKYOです。どんどん寒くなってきましたね〜!
最近、東京のお友達と一緒に清水寺に行ってきました。

海外観光客の多さにびっくり!

KYO
紅葉はまだまだでした。
見頃は今月の終わりぐらいかな?

さて今日は突然ですが、薬膳のお話ではなく
京都の陶器祭り【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】をご紹介したいと思います!

「オイオイなんで突然、陶器祭り!?」と思われるのは覚悟の上…笑
実はこの陶器祭り、私が少しだけお手伝いしていて
もうすぐ年に一度の開催なんです♪ぜひ皆さんに来て欲しい!
食とうつわは、切ってもきれない関係!
ということで、

無理やりですが紹介させていただきます!

【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】は
清水焼のまちのアットホームな陶器市

窯元もみじまつりの特徴は?

みなさん、うつわ・焼きものはお好きですか?
薬膳や食に関わる方なら、きっとお好きな方も多いと思います。

京都の焼き物といえば、華やかな絵付けの清水焼・京焼が有名。
【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】は、その清水焼のまちで開催されます。
↑ちなみに「とうふくじ・せんにゅうじ・かまもと・もみじまつり」と読みます

会場となる東福寺から泉涌寺界隈は、ふだんは閑静な住宅街。
そのあちらこちらで、作家や窯元が陶器を販売します。
「あちらこちら」と書きましたが、文字通り、あちらこちらなのです!

なんと売り場となるのは、地域の民家の軒先や駐車場。
これが【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】の一番の特徴です。

↑町内のお宅の軒先をお借りしての販売。

陶器祭りといえば、ひとつの会場に
いろんな作家が集まって販売するイメージですよね。
でも【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】は
点在する窯元や作家のお店をお客さんが歩いてめぐるという、
ちょっと珍しいタイプの陶器市なんですよ。

珍しい特徴の理由は、この地区の歴史にあります。

なぜ売り場が点在しているの?

京都の東山区泉涌寺地域は、古くから「焼きもの」と縁があった場所。
豊臣秀吉が大仏殿を造るために瓦窯を築かせたことから始まり、
明治・大正時代には、登り窯が並ぶ焼き物の町として栄えました。
最盛期より数は減りましたが
現在も約30軒の窯元が美しい京焼・清水焼を作り続けています。

「地域のことをもっと知って、窯元めぐりを楽しんでもらいたい」
という思いから、それぞれの窯元の軒先で販売を行なっているため
売り場が点在しているのです。

歴史を感じさせる町並みは、細い路地が入り組んでまるで迷路のよう。
「こんなところに窯元があったんだ!」と発見しながらの町めぐり。
アットホームな雰囲気がたまりません。

この雰囲気に惹かれて、
関東はじめ九州や北海道など遠方から来る方も!

見どころは?

一番の見どころは、メインイベントとなる「陶器市」。
約30軒の窯元が、それぞれの軒先やイベント会場にて作品を販売します。

↑メイン会場となるのは「南会場」です。
ここには、いくつかの窯元が集まって販売していますので
場所がわからない!という人は、まずここを目指して来てくださいね。

どの窯元も期間中はお祭り価格。
お気に入りがあれば、チャンスです♪

どんな作家が参加するの?

【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】に参加しているのは
伝統的な清水焼・京焼の窯元から
海外のコンテストを受賞する個性派作家まで実にさまざま。

華やかな絵付けの清水焼をはじめ
かわいい動物キャラ系、伝統工芸士の作品、アクセサリーなどなど
毎年幅広いテイストの作品が並びます。


町をのんびり歩きながら
お気に入りの作品を見つけるのも楽しみのひとつです。

その他おすすめの楽しみ方は?

清水焼などが当たるスタンプラリー

スタンプラリーは毎年女性に人気の楽しみ方。
会場で配布している用紙にスタンプを7個集め
さらに陶器のお買い物スタンプを1個集めると
抽選に参加でき、清水焼などの作品が当たります。



↑抽選のようす。


清水焼などが当たります。

ぐい呑み付き「利き酒」

お酒好きの方へのおすすめは
「ぐい呑みつきの利き酒」(1回500円)。
作家手作りのぐい呑みから一つ選んで、
日本酒2杯を楽しめます。
ぐい呑はそのままお土産に持ち帰りOK。

お得で、思い出になる!と毎年大人気のコーナーです。

体験・食の楽しみも!

無料でできる「ろくろ体験」や、
焼きそばやカレー、人気店のだし巻きなどの屋台も登場。
お腹がすいた時、疲れた時のちょっとブレイクにぴったりです。

会場までの行き方は?

駐車場がなく期間中は道路が混むので、公共の交通機関がおすすめです。
JR奈良線、京阪電車どちらも「東福寺駅」
市バスではバス停 「泉涌寺道」or「東福寺」です。

現地は路地が入り組んで少しわかりづらく
毎年迷う方がいらっしゃいます。

もしスマホなどで検索する場合は
青窯会会館(せいようかいかいかん)を目的地にするとわかりやすいです。

青窯会会館 605-0976 京都府京都市東山区泉涌寺東林町20−18

紅葉の色づき具合は?

【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】の開催日時は
毎年11月3週〜4週です。

東福寺・泉涌寺のもみじも、見事に色づいて見頃になります。
特に4週目は、色づき具合も最高になりますよ。


↑東福寺近くの明暗寺。2017年の窯元もみじまつり期間中の写真です。


東福寺からの景色

東福寺から歩いてすぐ、清水焼のまちかどの陶器市。
お散歩気分で、うつわ探しと紅葉を楽しんでくださいね!

  • 【第25回 東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり/窯元大陶器市】
  • 日程:平成30年11月17日(土)〜25日(日)
  • 時間:10:00〜16:30(雨天決行)
  • 場所:東福寺~泉涌寺 窯元一帯にて毎日開催
  • 屋台やろくろ体験などは以下の開催のみ開催です。
  • 17日(土),18日(日),23日(祝・金),24日(土),25日(日)
  • 【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】ホームページ
  • 【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】Facebook
  • 【東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり】instagram
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