簡単なのに効果的!食養生法6つの心得

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こんにちは!小さい時は「りんご飴食べちゃダメ!」と屋台のりんご飴を食べさせてもらえなかったKYOです。

KYO
基準がわかりませんが
なるべく体にいいものを
食べさせたかったと思われます

さてみなさん「食養生(しょくようじょう)」してますか!?食養生とは、病気になる前に食事で心身のケアをすること。難しそうだし、何をしていいか分からない…という人もいらっしゃるかもしれません。

そこで、初心者さんに「まずはこれからやってみよう」という簡単な食養生方法をまとめました。すでに食養生バリバリの人(笑)は、ふだんの食養生チェックとして読んでくださいね。

その1. 朝食は「ごはん(米)」を食べる

朝ごはん、食べてますか?朝食はパンとコーヒーでササッと済ます…という方もいるかもしれませんね。

ぜひ、そのパンを「ごはんとお味噌汁」に変えましょう!

ごはんと味噌汁はシンプルでいて、最高の養生食。炊きたてのごはんは体をあたため、お腹に力をつけてくれます。

「えっ、そんなの無理!朝起きられない、食べられない…」という人は、前日の夜更かし・食べすぎが影響しているかも?夜は軽めにして早く寝て、早めに起きればお腹が空きやすいですよ。

お米は前日の夜にセットして朝炊き上がるようにタイマーを。どうしても朝にごはんを炊くのが面倒な人は、多めに炊いたときに一食分ずつ分けて冷凍しておくと、すぐに食べられますね。

その2. 「旬のもの」「土地のもの」を積極的にとる

「旬」の野菜や魚は新鮮でおいしく、栄養価が高く、生命力がみなぎっています。人間は自然の影響を受けやすく、春は花粉症、夏は熱中症…と季節ごとに悩まされがち。旬の食材は、季節の変化に適応する力を養ってくれます。例えば、春の山菜は苦味で体を解毒する・夏のキュウリやスイカは体の熱を取る…といった具合です。

スーパーに行くと季節に関係なくいろんな野菜が売っていますが、旬を覚えて、上手に選んで使いましょう。

また、その土地でとれたもの、土地に根付いたものを食べることも大事です。例えば、寒い北海道では体を温める羊肉のジンギスカン。暑い沖縄では、体の熱を取るニガウリ+潤いをもたらす豚肉を使ったゴーヤチャンプルー。まさに理にかなっていますよね。

その3. 「冷たいもの」を控える

「冷たいものは体に悪い」とはよく聞きますが、「冷たいもの」ってどのレベルだと思いますか?実は「体温より冷たいもの」。キンキンに冷やしたものではありません。体温より冷たいものが胃に入ると胃腸が冷やされ、働きが悪くなり、不調の原因に。

ただ、とても暑い日など、本能的に冷たいものを食べたいと思った時は無理せず食べてOK 。「どっちにしよう?」と迷った時はあたたかい方にするなど、無理しない範囲で選んでください。

気をつけたいのは、「自分は暑がりだから冷たいものを食べても大丈夫」と、冷たいものを摂りすぎてしまうケース。上半身からは汗がダラダラ出るからと、冷たいものをどんどん摂ると、下半身が冷えるという「冷えのぼせ」の状態になってしまいます。

アイスクリームやフルーツ、刺身などを食べていても「冷たいものを摂っている」という自覚がない場合もあるので、気をつけたいですね。

その4. 「余分なもの」を避ける

中医学で「肥甘厚味(ひかんこうみ)」は、油もの(脂の多い肉魚を含む)、甘いもの、味の濃いものという意味。いずれも胃腸の負担になるので避けた方がよいものです。

揚げ物やお菓子はもちろん、意外な落とし穴が、甘い缶コーヒーや清涼飲料水。砂糖は中毒性があるといわれ、無意識のうちに糖質過多になってしまいます。

同じ糖質でも炭水化物は「糖質と食物繊維」なので、減らしすぎず、自分の生活に合った量をいただきましょう。

もちろん、たまには好きなものを食べても大丈夫。私もクッキーやチョコレートなどのお菓子が好きですし、お酒も好きです。そういったものはご褒美として少量を食べるように心がけたり、食べた後に調整食にするなどでバランスを取りましょう。

その5. 「腹八分目」を守る

「腹八分目」がなぜ大切かというと、お腹いっぱいになってしまうと胃腸がうまく働かないから。胃腸のためには「もう少し食べたいな」ぐらいで止めるのがコツです。

また、何かをちょこちょこ食べていると、胃腸が休まるヒマがありません。食事と食事の間が長いほど健康寿命に効果的という調査もあるそうなので、夜は寝る3時間前に食べ終わるようにしたり、間食を減らしたりして消化器系を休ませましょう。

もし甘いものが食べたい時は、食後のデザートにしてもいいですね。その代わり食間は何も食べないなどの工夫を。

その6. おいしく作る・楽しく食べる

おいしそうな食事は、見ているだけで唾液が出るもの。唾液が出ると消化がよくなり、胃腸の働きにも効果的です。過剰な華やかさはいりませんが、おいしそうに作ることは食養生につながります。

そして「孤食」をやめ、できればみんなで食卓を囲んで楽しくいただきましょう。自分の好きなものばかり食べることが減って栄養バランスがよくなります

スマホやテレビを見ながらの「ながら食べ」はストップ。早食いや大食いの原因になります。私も、一人で「ながら食べ」していると飲み込むように食べていることがあります。しっかり噛んで食べることは消化吸収にとって、とても重要です。

まとめ

みなさん、どこまで実践できていましたか?食養生の基本はとてもシンプルで一見簡単そうに見えますが、いったん身についた食習慣を変えるのは実は難しいですね。毎日続ければ健康に近づいていくはずですので、ぜひ実践してみてください。

KYO
記事を書きながら反省。
冷えたものを食べ過ぎないことや
腹八分目に気をつけたいと思います!

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