えっ!何?どういうこと!?今だからわかる中医学&薬膳の先生たちの「あの言葉」

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こんにちは!キョウです。中医学や薬膳を学ぶ中で、今まで多くの先生に印象的な言葉をいただきました。今日はそんな中で、特に印象に残っている言葉をまとめてみたいと思います。

「目と肝はつながっているから、PCをよく使う人は婦人科系に注意」by 鍼灸の先生

広告会社で働いていた当時の私、無生理で悩み、はりに通っていました。そこで女性の鍼師さんに言われたのがこの言葉。

「毎日遅くまでパソコンを使ってる?目と肝はつながっているから、PCを使いすぎる人は婦人科系に影響するんですよ。生理不順はそれが原因かも」

当時は「肝?パソコンの見過ぎが婦人科に影響する?」と全く意味がわかりませんでした。中医学の知識がないと「肝」という単語だけでも意味不明です。鍼師さんは、中医学の知識をいろいろと教えてくれたのですが、当時は「怪しい」とさえ思っていました。笑

いま考えると

目の働きに欠かせない血は肝にある→目を使いすぎると肝の血を消耗する→婦人科に影響する…という流れが理解できるようになりました。

「肝の血を消耗すると、閉経症状が出ることもある」とされています。美容や婦人科系にも影響するスマホやPCの使いすぎには、十分注意したいところです。

※中医学の閉経…3ヶ月以上生理がこないこと。一般的な閉経は中医学では絶経といいます。

思えば、私に中医学のタネをまいてくれたのがこの鍼師さんでした。当時、鍼+漢方薬のセットで、生理不順を治すことができたのでした。

「昔はシミとかあったのに、なくなったわあ」by薬膳料理の先生

私は長年、生活情報誌のお仕事しています。その取材で薬膳の先生のお料理を食べたり、面白い話をたくさん聞かせてもらったりしていました。

「昔はシミとかあったのに、いつの間にかなくなったわあ」
撮影中、ポツリとつぶやく先生。

「えええ!?なんでですか!?どうやって???」思わず食いついたところ、

「うーん薬味をよく食べるようになったからかなあ」

…はあ??薬味を食べるとシミが消える?そんなわけないだろう…とは思ったのですが、先生は本当にシミがなかった…。

たぶん、いろんなケアの中のひとつとして「薬味を食べる」ということを教えてくださったんだと思います。当時はあまり薬膳に詳しくなかったので「薬味にそんなパワーが…?でも、そんなのあるか?」と驚きでした。

いま考えると
薬味となるねぎ、しょうが、三つ葉、大葉などは「辛味」の食材。薬膳で辛味には気と血をめぐらせる効能があり、美肌に一役買うと考えられます。シミが消えるというよりも、美肌対策。香りがいいのも特徴で、気やストレスをうまく流してくれます。

薬味を準備するのってなかなか手間がかかりますが、この言葉のおかげで今は料理に積極的に取り入れるようにしています。ちなみに「薬味」というのは日本特有の呼び方。中国ではこれらは調味料の中に入るんだそうです。

「子どもにはスパイスとか薬味とか必要ないのよ」by薬膳料理の先生

こちらも同じく薬膳の先生。先生いわく

「子どもはめぐりがいいからスパイスや薬味なんて必要ないのよ。だから無理に食べさせなくていいのよ。必要なのは大人。めぐりが悪くなっているからね」

その時は「ほー!」と聞いていたのですが、当時私もまだ子どもが小さかったので、「確かに子どもに刺激物は必要ないよなあ、そもそも食べたがらないし」と思っていました。

いま考えると
子どもは感情が不安定で興奮しやすいので、シナモン、しょうが、ねぎ、にんにく、こしょう、山椒といった辛いものはたくさん使わない方がよいとされています。スパイスや薬味は、体を温めて気血のめぐりをよくし、興奮させるなどの働きがあるので、機嫌が悪い時や元気がないときに少し使うとよいようです。

さらに先生は「子どもは本能が強いから、食べたがらないものは、体に必要ないもの。無理に食べさせなくていいよ」ともおっしゃっていました。

子どもの好き嫌いって、親としては気になって無理やり食べさせてしまいがちですよね。でもこの話を聞いてから、「まあ、体に必要ないのかな。無理して食べさせなくてもいいか」と思えるようになりました。食べず嫌いにならないよう、ひと口だけ食べさせて、あとは無理強いしないようにしています。

「今までの栄養の知識は全部忘れて、自分は原始人だと思ってください」by 学院長先生

私が初めて薬膳授業を受けたのは、本草薬膳学院のスクーリング。学院長先生のお言葉がとっても印象深かったのです。

「薬膳を学び始める人は『薬膳はお料理だから簡単だろう』と思って始める人が多いです。実際に教科書を開いたら、みんな絶望します。漢字だらけで。でも諦めず、教科書をすべて覚えてください。一度覚えた知識はぜったいに裏切りません」

「今までの栄養学の知識は全て忘れてください。自分を現代人と思わず、原始人だと思ってください。そして、自分の体でいろいろと感じてください」

いま考えると
「原始人」という言葉がインパクト大だったのですが、当時はそこまで意味を理解していませんでした。今になって感じるのは、栄養学の知識が主流になっている現代で、薬膳を学ぶ際にはそれが邪魔になることもあるということ。栄養学と薬膳のものさしは全く別物ということをおっしゃっていたのだと思います。

中医学を学びはじめて特に感じるのは、「人と自然はつながっていて、自然の流れの中で生きている」ということ。季節の移り変わり、天候、旬の食べ物…そういったものは思う以上に大切なんですよね。

「中医学が本当に面白いのは、ここからですよ」by 中医学の先生

「中医薬膳師」に合格した際に、先生からいただいたお言葉です。

「中医学が本当に面白いのは、ここからですよ」

とっても苦労して資格を取得したので、これを聞いて「ええーー!ここからがスタート!?」とがっかりしたのも事実。笑

いま考えると
確かに、その時はやっとスタート地点に立ったレベルだったなと感じます。国際薬膳師を取得した後も、「まだまだこれからだな…」という思いでいっぱいになりました。資格を取得するたびに「まだまだ、まだまだ」という思いになるのかもしれません。

中医学はと〜っても奥が深く広い!人が一生かかっても理解できるのは、中医学のほんの一部だそうです。中医学は長い年月をかけて、積み重ねられてきた学問。少しずつ、自分の栄養になるようにじっくり理解していけたらな〜と思います。

キョウ
焦らず一歩ずつ
楽しみながら♪
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