最強の肌ケアは「睡眠」!中医学「胆・肝の時間」に寝ておこう

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「40 歳を過ぎたら、顔のつくりよりも『肌の美しさ』が美人見えの鍵」
…最近そんな話を聞いて、「なるほど&ヤバイ!」と思ったキョウです。コスメなど外からのケアも大切ですが、肌には何より「睡眠」!そこで中医学や薬膳の視点も交えて、睡眠と肌の関係についてまとめてみたいと思います。

あなたの睡眠は大丈夫?

twitterではよく、中医学・漢方の先生たちが「とにかく早く寝よう!」とツイートしています。それはなぜか?睡眠は、健康にとって何よりも大切なものだから。肌にとっても、睡眠は最強のスキンケアだといわれています。

睡眠不足の黄色サインCHECK

  • ☑寝るのはいつも0時を過ぎてから
  • ☑朝、シャキッと起きられない
  • ☑昼間に眠くなる
  • ☑睡眠時間は1日6時間以下
  • ☑休みの日は寝だめしている
いくつかチェックが入っていたら、要注意。
睡眠が足りていないかもしれません。
キョウ
日本人には「ガマン・根性・寝る間を惜しんで仕事」
そんな精神が根付いているからか(?)、
世界的に見ても寝不足気味だそうです

経済協力開発機構(OECD)の2020年の調査によると、日本人の睡眠時間は、加盟33か国中、最下位の7時間22分。ちなみに、中医学の本場・中国は世界2位で睡眠時間は9時間を超えています。

うーんこの差…。中国は養生が根付いているからなのか?ぜんぜん違う…!

適切な睡眠時間は?

一般的に、ベストな睡眠時間は6~8時間。6時間をきらない方がいいといわれています。実際には、長時間寝ないとダメなロングスリーパー、短時間で大丈夫なショートスリーパーの人もいるので、人それぞれ。日中に眠くならず、寝不足感で悩んでいないのなら、単なるショートスリーパーなだけかも?逆に、寝不足を自覚しているのなら、ちょっとずつ改善してみては。

眠りは何よりも美肌のもと

ところで、なぜ肌には睡眠が欠かせないんでしょうか?答えは、肌のターンオーバー(肌代謝)は夜間作業だから。

その夜間作業の指示を出している監督役が「成長ホルモン」。成長ホルモンは寝ている間に活発化します。そして睡眠中に血液が体のすみずみにまで酸素と栄養を送り込み、肌をはじめあっちこっちの再生が行われるのです。

一方、中医学では肌は五臓六腑の働き、感情の変動、季節、飲食などが大きく関係していると考えます。特に美肌は五臓六腑との関係が密接。健やかな五臓六腑には、たっぷりの睡眠が欠かせません。

大切なのは、胆・肝の時間に熟睡していること

「夜寝るのが遅くても、7時間以上寝ているから」というのはちょっと注意。実は中医学では「女性の健康や美容のためには、胆・肝の時間(23~3時)に寝ていることがとても大切」といわれます。

  • 胆の時間…23時~1時
  • 肝の時間…1~3時

胆の時間…23時~1時

体を落ち着かせる「陰の気」が最も盛んになる時間。この時間に休んでいることはとても重要。起きていると、きちんと代謝が行われません。

中国のことわざ

「寧舎一頓飯、不舎子時眠」
「1回の食事より胆の時間に寝ることが大切!」という意味です。


肝の時間…1時~3時

中医学では、「肌、髪、爪の美しさは、たっぷりの血があってこそ!」といわれます。その血をためているところが「肝」です。

肝の時間に寝ていると、全身をめぐっていた血は肝に戻り、キレイな血になってたっぷりたくわえられます。でも起きていると血は全身に使わなければいけないので、肝に帰ることができず、血をたくわえることができません。つまり美容にまわす血の余裕がなく、血貧乏=不美人のもとになるだけでなく、健康にも大きく関係します。

胆・肝の時間に起きていると、新陳代謝がうまく行われず、
シミ、シワ、顔色の悪さ、白髪などにつながりやすくなります。

最近の説vs中医学

最近では「シンデレラタイムといわれる22時~2時に寝なくても、最初の3時間をしっかり寝ればよい」という説もあるようです。が!中医学の考え方では、やっぱり美容のためには23~3時は寝ていることが大切。夜遅くまでマッサージやパックを頑張るよりは、早く寝てインナースキンケアを。22時に寝るのはちょっと難しくても、せめて0時までには寝たいものです。

夜勤などで睡眠が不規則になりがちな場合、食事のリズムは崩さない、昼間の睡眠時に光や音をしっかり遮断する、夜勤中に仮眠をとるなどの対策をするとよいそうです。

どうせ削るなら朝を

そうはいっても、現代人は忙しい!どうしても寝るのが遅くなってしまう場合もありますよね。帰宅が遅い場合は仕方ないですが、寝られる状況にあるなら、いったん早く寝てしまうのが◎。胆・肝の時間の睡眠を優先させて、用事は朝活にするといいですね。

寝だめはできない

休みの日は昼まで寝ている…そんな人も多いかもしれませんが、睡眠は貯金不可能!週末の寝だめで疲労や眠気が取れても、1週間分の肌ダメージは回復できないといわれます。肌ダメージの蓄積で肌老化を招かないようにしたいものです。

「眠れない」の悩みに薬膳

眠れない、夜中に目が覚めてしまう、早朝に目覚めてしまう…などの悩みにおすすめの食材をちょっとご紹介。参考にして取り入れてくださいね。

なかなか眠れない

イライラ、落ち着かずに眠れないタイプ

  • 症状:動悸、めまい、物忘れ、手足のほてりや寝汗、口の渇き、耳鳴り、腰痛
  • おすすめ食材:かき、ほたて、クコの実、五味子、ゆり根など
  • おすすめ飲み物:クコの実茶、ホットミルクなど

くよくよ悩んで眠れないタイプ

  • 症状:心配事が多い、夢が多い、不安感、夜中に何度も目がさめる
  • おすすめ食材:龍眼肉、はちみつ、蓮の実、なつめなど
  • おすすめ飲み物:なつめぶどう茶など

緊張や気がたかぶって眠れないタイプ

  • 症状:不安感がある、緊張している、気がたかぶって眠れない
  • おすすめ食材:柑橘系フルーツ、大根、そばなど
  • おすすめ飲み物:ハーブティ(ジャスミン、カモミール、ラベンダー)など

途中で起きてしまう

怒り&興奮で起きてしまうタイプ

  • 症状:カッカしやすい、冷たいものが好き、喉が乾く、目の充血が多い
  • おすすめ食材:ゴーヤ、ミント、カニなど
  • おすすめ飲み物:緑茶など

消化不良で起きてしまうタイプ

  • 症状:夢が多い、口が苦い、驚きやすい、げっぷ、吐き気、食欲不振、痰が多い
  • おすすめ食材:たけのこ、海藻、のり、昆布、あさりなど
  • おすすめ飲み物:ビワの葉茶など

早朝に目が覚めてしまうタイプ

  • 症状:40~50代から増える、早朝に目覚めて一度目覚めると寝られない
  • 症状:おすすめ食材:くるみ、えび、羊肉など
  • おすすめ飲み物:杜仲茶、シナモンティなど

美肌と睡眠の実感例

「睡眠は肌に影響する!」と私が実感していることがあります。うちの娘、少しアトピーがあるのですが、テスト前などは寝不足で必ずアトピーがひどくなるんですよね。逆にしっかり寝ているときはアトピーがきれいになります。とってもわかりやすい!

娘の肌を見れば「おっ、早く寝てるな」とか「最近夜更かししてるね…」とか、すぐにわかるのです。まさにバロメーター。

「家事より肌」で大丈夫

やることが多くて早く寝たくても寝れない~~!!というみなさん、お疲れ様です。仕事を頑張っている人、家族のために家事を頑張っている人。みんな頑張っているから、どうしても遅くなってしまうんだと思います。たまには家事や仕事を放棄して、自分の肌のためにも早く寝ちゃいましょうね。自分に優しくすることも大切ですよね。

キョウ
家事サボりもたまにはいい!
子どもと一緒に寝落ちバンザイです!
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