薬膳は難しいだけじゃない!おなじみの料理も季節の薬膳になる!

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こんにちは!キョウです。薬膳を作るのって大変そう…そんなイメージ、ないですか?でもふだん私たちがよく食べる料理で自然に薬膳になっているものがあるんです。今日はそんなお料理をご紹介したいと思います。

薬味を添えるのも薬膳のひとつ

たとえば、冷奴にしょうがやねぎなどの薬味をプラスしますよね。豆腐は冷やす作用を持っていますが、しょうがやねぎのあたためる効果を利用して、冷えすぎを防いでいると考えられます。これも薬膳の知恵のひとつ。

しょうがやねぎ、大葉などの薬味は、お刺身にもよく添えます。これも同じく刺身で冷えるのを防ぎつつ、殺菌作用を発揮するという役割があります。

秋の旬、さんまに大根おろし。大根の消食(消化をよくする)のはたらきを利用して、魚の脂を消化しやすくしているんですね〜。

まだまだ、私たちに身近なあのお料理も、季節の薬膳になるものがあります!

夏バテ予防にゴーヤチャンプルー

沖縄の郷土料理といえばのゴーヤチャンプルー。ゴーヤそのものも、食材の組み合わせも夏バテ対策にぴったりなんです。

  • 体内の熱を取り除くゴーヤと豆腐
  • 潤いをもたらす豚肉と卵

ゴーヤチャンプルーの食材の組み合わせは、しっかり熱射病や夏バテ対策の薬膳になっています。さすが薬食同源が根付いた沖縄!

ゴーヤがちょっと苦手…という方は、同じく体内の熱を取るきゅうりやトマトに変えてもOK!トマトチャンプルーやきゅうりチャンプルーにしちゃいましょう。

ちなみに、沖縄のチャンプルーにはいろいろな種類があります。ナーベラー(へちま)チャンプルーのナーベラーは、黄色い痰が多い・咳が出る、などにおすすめ。ただしへちまにはいろいろ種類があるので、食べられるへちまは沖縄以外だとあまり見かけないかも…?

スパイスカレーはじめじめの時期にぴったり

「カレーは薬膳」という言葉をよく聞きますが、カレーならなんでも薬膳というわけではありません。薬膳としておすすめなのが、スパイスカレーです。

自分で作るとわかるのですが、スパイスカレーは意外と使う油が少ないんですよね〜。しかも発汗や消化を促すスパイスたっぷり!具には豆やとうもろこしを使って作れば、「スパイスで発汗+豆類で利尿」の効果が加わって、ジメジメ時期のむくみ対策薬膳になります。

市販のルーのカレーは油が多かったり、ルーにいろいろなものが加えられているので、薬膳ではあまり使いませんのでご注意を。

体内じめじめ対策に麻婆豆腐

ビリビリと痺れる辛さでおなじみ麻婆豆腐は、もともと中国四川省のお料理。花椒(中国の山椒)をたっぷり使い、食べるうちに汗がダラダラ…そんな一品です。

四川省は盆地のため、湿気がたまりやすく、湿が体内にも停滞しやすいそうです。そこで香辛料をたっぷり使ったお料理で汗をかき、発散させる意味があるのだとか。

同じく、近年一気に有名になった武漢も盆地でとても蒸し暑いため、同じように香辛料をたっぷり使ったお料理が多いそうです。

日本も同じく蒸し暑い時期があるので、梅雨の暑い時期〜夏の蒸し暑い時に麻婆豆腐が活躍しそうですね。ただし日本人はあまり胃腸が強くないといわれるので、辛いものの食べ過ぎには注意してくださいね。

エネルギー不足さんに肉じゃが

じゃがいも、にんじん、たまねぎを使ったおなじみ肉じゃがは、へろへろになりやすいエネルギー不足(気虚)がちな人にぴったりの薬膳!また、夏の終わりは汗をたくさんかいて気力が落ちている時期なので、今の時期にぴったり。肉じゃがを食べてパワーアップを!

気を補うための薬膳の場合、肉じゃがに使用するお肉は関西風に「牛肉」がおすすめ。同じく気を補う牛肉を使うことで、より目的にあった薬膳になります。ちなみに鶏肉も気を補うので、鶏じゃがも◎!

でもアンケートによると、肉じゃがには豚肉を使うお家が多いようですね〜。我が家はずっと牛肉だったので、ちょっと意外でした。

スイーツも薬膳になる

食養生では甘いものを控えめに…とされているのですが、食欲の秋は別!?特におすすめなのが、杏仁豆腐です。

杏仁豆腐に使われている「杏仁キョウニン」は、秋に現れやすい咳や便秘といった症状に◎。

昔の中国で、杏仁をおいしく食べるために考えだされたのが杏仁豆腐だともいわれているんですよ。上にのっているクコの実も、潤いプラスに一役買います。

杏仁豆腐がちょっと苦手…という人は、プリンはいかが?卵と牛乳、砂糖をメインに使ったプリンは、潤いをもたらすので乾燥しやすい秋にぴったり。簡単なので、できるなら手作りがおすすめ。余計なものを加えずに済み、甘さも控えめにすることができます。

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秋分を過ぎたら豚ニラ玉炒め

秋が深まってきたら食べたいのが、豚ニラ玉炒め

体をあたためるニラと、潤いをもたらす豚肉と卵。この組み合わせが秋にいいのです。食卓でおなじみの料理なのに薬膳にもなるなんてうれしいですよね。

同じ理由で、体をあたためるピーマンと豚肉を使ったチンジャオロースーも秋の薬膳にgoodです。

乾燥しがちな秋に茶碗蒸し

卵やえび、銀杏を使った伝統的な茶碗蒸しも、秋の薬膳向き。卵で潤いを補いつつ、えびで体をあたためます。

また銀杏は秋に敏感になる「肺」にはたらき、喘息、ひどい咳、痰などの症状を和らげます。

子どものころ、おばあちゃんが「おねしょしないから」とストーブで焼いて食べさせてくたのですが、「おさめる・止める=収れん」作用があるので本当に頻尿に効果的なんですよ!

毒性のあるシアン化合物が含まれるので、十分に加熱し、食べすぎないようにしてください。

冬にぴったりのジンギスカン

夏にぴったりなのがゴーヤチャンプルーなら、冬にぴったりなのが羊肉を使ったジンギスカン!

羊肉は、薬膳でおすすめの食材のひとつで、体の陽気を補うので冷え対策に◎。ニラやピーマン、しょうがを使うとさらにポカポカになりますよ。(のぼせほてり気味の人、暑がりの人は食べ過ぎ注意です!)

ジンギスカンといえば北海道が有名ですが、中国東北部でも、羊肉をよく食べるそうです。私の中で羊肉といえば中近東だったのですが、中国東北部もとても寒く、羊肉が重宝されるそうです。食と気候って繋がっていますよね。

ちなみに、羊肉に欠かせないのがスパイス。クミンには消化を促進する効能があり、羊肉料理によく使われます。

↓東京神田で中国東北部の味「味坊」レポートはこちら

薬膳のお店じゃないのに薬膳みたい!?中国羊肉料理「味坊」初体験
東京神田ガード下にある中国東北部料理「味坊」へ行ってきました。寒い季節に食べたい羊肉料理がいっぱいのお店です。

まとめ

おなじみのお料理なのに、季節に合った薬膳を中心にご紹介してみました。いかがでしたでしょうか?これらはほんの一部。まだまだあります!今回ご紹介したお料理も、無理なくふだんに取り入れてくださいね〜。

キョウ
薬膳になるお料理、
まだまだ探してみたいと思います♪


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