台湾茶のワークショップ初体験!烏龍茶は発酵度で味が変わる!?

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こんにちは!キョウです。先日、京都四条GOOD NATURE STATIONにて行われた、「HOW TO 台湾茶〜気軽に台湾茶を楽しもう〜」ワークショップに、息子(小3)を連れて参加してきたので、レポートしたいと思います。

台湾のお茶文化に触れる

GOOD NATURE STATIONは「心地よくて楽しい健康的なライフスタイルを叶える場所」というコンセプトのもと、生鮮食品からコスメ、飲食店、ホテルまでが入った総合施設です。自然派志向のショップがいっぱいで、とてもおしゃれなんですよ。

  • GOOD NATURE STATION
  • 〒600-8022 京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6

こちらのホテルのロビーが会場です。

さて、ワークショップの講師をしてくださったのは、台湾料理のお店を経営していて、お母様が台湾出身という田淵さんです。正式にお茶のいれ方などを習ったことはないそうですが、小さい時からお茶に親しんで育ってこられたそう。

今回の主役となる台湾茶は、主に烏龍茶です。烏龍茶は発酵過程で茶葉が銀青色になることから、青茶(チンチャ)とも呼ばれます。のちほど詳しく書きますが、烏龍茶は体をあたためも冷やしもしない「平性」だとされています。でも実は発酵度がさまざまのため、五性にも違いがあるのです。今回飲ませていただいたお茶も、発酵度がさまざま、味もいろいろ!

中国茶といえば、この茶器セットですよね!木の台の上に、おままごとのような小さめの茶器。台湾の家庭では、この茶器セットが出しっぱなしだそうで。家族でおしゃべりしながらずっと飲んでいるそうです。

親戚でお茶屋さんに行くと、なつめやひまわりの種をつまみながら、3時間ぐらい食べたり飲んだりしゃべったりするのが普通だとか。ちなみに、携帯用の茶器セットもあり、旅行先にも持っていくそうです。それぐらい、お茶が手放せない存在なんですね。

東方美人はまろやかで香り高く甘い味わい

まずいただいたのが、台湾4大茶のひとつで、古くから欧米に輸出されたことで有名な「東方美人茶」です。真偽のほどはわかりませんが、ビクトリア女王が「オリエンタルビューティ」と名付け、そこから東方美人になったという説アリ。

中国茶の飲み方って、こうやって小さな茶器ごとお湯をかけて、蒸らして、小さな杯に注いでいただくスタイル。杯が小さいのは、飲み過ぎるとよくないから?と思ったのですが、そうではなく、何杯もいれて香りや味の違いを楽しむからだとか。ひとりで飲むときは大きめのカップにいれて飲むそうです。

田淵さんによると「中国茶は香りを楽しむスタイルで、日本茶は飲むと旨みがバ〜ッと広がる気がします」とのこと。細長い聞香杯(もんこうはい)に一度注ぎ、香りを楽しんでからいただきます。聞香杯の聞…って嗅ぐ、のことですよね。中医学の聞診といっしょ!

わずかに虫食いの跡が…

東方美人茶を飲んでみると…やわらかくて甘い!烏龍茶って少し苦いイメージがありましたが、苦味がまったくないことにびっくり。茶葉が「ウンカ」という虫に喰われると、修復しようとしておいしくなるそうで、わざわざその虫に喰われた葉っぱだけを摘むのだそうです。どんだけの手間〜!

茶葉は1回飲んで終わりではなく、2〜3度と葉が開くまでいただきます。1杯目から3杯目まででも味がどんどん変化するのもまた、楽しみのひとつなのです。

【発酵度:高】
この東方美人は、烏龍茶でありながら発酵度が60〜70%程度と高いのが特徴。薬膳的にみると、紅茶に近い温性と思われます。

台湾名物パイナップルケーキとタロイモまんじゅう

お茶と一緒に、お菓子もいただきました。台湾といえばの、パイナップルケーキ「鳳梨酥」です。外はサクッ、中は甘酸っぱいパイナップルジャムが入っていて、台湾お土産人気ナンバーワン!

実はこのパイナップルのジャム部分に、冬瓜が使われているものがあるそうです(なんと原料代節約のため…)。いただいた鳳梨酥は、100%パイナップル。外サクッ、中しっとりのコクがあるのに上品な味わい。息子も「めっちゃおいしい〜!」と感動気味!

もうひとついただいたのが、タロイモまんじゅう(芋頭酥)。中にとろりとしたタロイモのあんが入っています。

日本ではあまりなじみのないタロイモは、里芋やえび芋の仲間。こんな風にお菓子にもなるんですね!こちらもすご〜くおいしくて、お茶うけにぴったり。

さっぱり爽やかな風味の白茶

白毫銀針茶(はくごうぎんしんちゃ)をいただきました。英語ではシルバーニードルホワイトティー。「白茶」として有名なお茶で、台湾ではなく、雲南省産になります。

茶葉が名前の通り針のようにとがっていて、産毛で覆われています。まだ茶葉が芽吹きたてのころに摘み取り、ほとんど発酵させないまま自然乾燥させたお茶だそう。

飲んでみてびっくり、東方美人とは全く違った、爽やかなミントっぽい香り!緑茶に近い味わいです。飲み比べてみると、味わいの違いがよくわかります。

【発酵度:低】
白茶は発酵度が浅いため、体の熱を冷ます涼性になります。

まるで紅茶!?香り高い紅烏龍茶

有名な阿里山で採れる紅烏龍茶も初体験。標高の高い阿里山で採れる紅烏龍茶は品質がよいことで知られます。

烏龍茶なのに、名前の通り紅茶のような美しい赤みを帯びた茶色!烏龍茶のようでありながら、紅茶のようでもあり…ほっとするような甘い味わいでした。

【発酵度:高】
紅茶に近い水準まで発酵させているそうなので、温性に近い烏龍茶になります。

茶葉の五性について

緑茶、烏龍茶、紅茶、プーアル茶という同じ木からとれる茶葉は、発酵度が低いと涼性、発酵するほど温性に近づきます。

烏龍茶は半発酵茶で、薬膳では冷やしも温めもしない中間の「平性」。なのですが、実は烏龍茶の発酵度は15〜80%と幅広くさまざまなので、五性も異なるんですね〜。いろいろな烏龍茶を今回飲んでみて、その発酵の違いと味わいを実感!

烏龍茶の五性は?

烏龍茶は半発酵茶。基本は平性ですが、発酵によって性質が変わると書きました。同じ烏龍茶でも、体質や季節によって飲み分けると、さらにお茶の世界を極められそうです。

温性に近い烏龍茶

  • ●東方美人茶
  • ●鉄観音茶
  • ●紅烏龍茶

胃腸のはたらきを高めて新陳代謝UPを狙うなら、これらの烏龍茶がおすすめ。

涼性に近い烏龍茶

  • ●凍頂烏龍茶

台湾の凍頂山一帯で作られる有名な「凍頂烏龍茶」は、発酵度が低めなので涼性に近い性質を持っています。味と香りのバランスがよいのが特徴です。

台湾のお茶文化に触れられたひととき

前述のお茶の他にも、バニラのような香りがする金萱茶、京都伏見の和龍茶、ジャスミン茶など、合計7種類のお茶をいただいて大満足!

私の付き添いで来てくれた息子も、全種類のお茶を味わって「すごくおいしかった〜!」と喜んでいました。お茶といえば苦いイメージでしたが、子どもでも飲める優しい甘さで、苦みがほとんどなかったのが意外でした。

↓当日の様子

今回講師をしてくださった田淵さんは、大阪を中心に台湾料理店をされています。10月には大阪・淀屋橋に新店「アートミーツイート」がオープンするそうです!

写真を見せてもらったのですが、なんと、店内に屋台が!屋台研究家の方の協力のもと、台湾風の屋台にとことんこだわったそうですよ〜。

私も行ってみたいと思っています!台湾好きの方、ぜひチェックしてみてくださいね!

まとめ

いろんな台湾茶を飲みながらのワークショップ。台湾文化を知ることができたり、発酵の違いで様々な烏龍茶があることを実感したりと、とっても有意義な時間になりました。

お茶は手軽にできる食養生のひとつ。夏は体の余分な熱を取り除く緑茶、冬はあたためる紅茶、食べ過ぎた時はプーアル茶…などセレクトして飲めば、簡単に体調ケアができます。お酒が百病の長なら、お茶は万病の薬!日々の健康&美容キープに役立てたいですね。

↓お茶についての別記事もあるので、よかったら読んでくださいね。

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キョウ
台湾料理もすごく気になります!今回のワークショップでまた台湾熱が高まってしまいました笑


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