今こそバリア強化!最高の薬膳「サムゲタン」を作ろう

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こんにちは!キョウです。もうすぐ立春ですが、まだまだ寒い〜!病気になりたくない〜!そこで体を芯から温めて、病気になりにくい体を目指す「サムゲタン」作りにトライしてみました!ぜひ参考にしてくださいね。

サムゲタンで生命力チャージ!

「サムゲタン」は、丸ごとの鶏と高麗人参などの中薬(生薬)を煮込んだ韓国料理。医食同源の考え方が根付いた韓国で滋養強壮の料理として親しまれている、鶏の旨みたっぷりの食べやすい一品です。

もともと貴族や王族の食べる料理だったそうですが、今では疲れた時や出産後などの栄養補給、女性の美容食としても人気です。韓国では「熱さをもって暑さを制す」と、夏バテ予防にもよく食べられるそうですよ。

サムゲタンが「最高の薬膳」といわれるのは、体を動かすエネルギー「気」を補う食材がこれでもか!と入っているから。

お店によって入っている食材が異なりますが、丸ごとの鶏肉・もち米・栗・なつめ・しょうが・にんにくなどのほか、黄耆・高麗人参といった中薬(生薬)が入っているのが定番。薬膳的に見ると、気を補って体を温める(つまりアゲアゲ!)ものが多いです。ちなみに、最高峰の参鶏湯には、骨まで黒い烏骨鶏(うこっけい・オゴルゲ)を使うんだそうですよ。

何時間も煮込んで食材のエキスが溶け出した、薬効たっぷりの食べるサプリスープ!なのに、とってもおいしくて、あまり薬臭くないのもうれしいですよね。

サムゲタンはおうちで作れる!

「おいしいのは知ってるけれど、作るのはすごく難しそう…」そんなサムゲタン。確かに本来なら鶏1羽の内臓を抜き、もち米、にんにく、栗、高麗人参などを詰め、一人分ずつ土鍋で煮て作るのでちょっと大変です。そこでちょっと工夫して、おうちでも作りやすくしてみましょう。

私も本格的なサムゲタンを作ってみたくて、薬膳料理サロン 玫瑰花さんでレッスンを受けてきました!

ぶつ切りにした骨つき鶏もも肉を使う

本来は丸鶏を使いますが、丸鶏って大きいし鍋に入らないし大変。そこで薬膳レッスンで教えてもらったのが、「ぶつ切りにした骨つき鶏もも肉」を使う方法!

クリスマスチキンに使う鶏もも肉を、売り場の担当者に3等分ほどに切ってもらうのです。私は、水炊き用の骨つき鶏もも肉が手に入ったのでそれを買ってきました。

これで約400g。4人分で800g使いました

ポイント

カットすることで骨の断面が露出し、骨の髄が染み出しやすくなり、「強筋骨パワー」がアップ!手羽元や手羽先を使ってもいいのですが、骨つき鶏もも肉はお肉のボリュームも楽しめます。

薬膳で骨つき肉は、滋養のために好まれる食材のひとつ。潤いと気力を補い、足腰を丈夫にするとされ、抗老化(アンチエイジング)に重宝される食材です。じっくり煮込むことで肉や骨の髄の栄養までしっかり摂れるので、効果が高まるんですね〜。

薬膳には「骨を強くしたければ骨を食べる」「赤いものは血に良い」「くるみは脳の形に似ているから脳に良い」といったように、見た目が似たもので体を補うという考えがあり、「似類補類」「称形薬物」などといいます。

骨つき鶏もも肉を使うことで、「丸鶏を使う」というハードルはぐんと下がりました!

高麗人参を使う

サムゲタンは漢字で「参鶏湯」と書きますが、この「参」の字は「人参」を意味しています。人参といってもオレンジのにんじんではなく、高麗人参のこと。高麗人参は気の大もとを補う「大補元気」という作用を持つため補気の王様ともいわれ、疲れやすい時にぴったり。

「簡単に作りたいけれど味や効能は本格的なサムゲタンにしたい」。それならぜひぜひ高麗人参を加えてみてください。

高麗人参を手に入れるのはちょっと難しいイメージですが、中華食材屋さんやネットで購入できます。


ポイント

まるごとの高麗人参を使う場合は、キレイに洗って頭の部分を切り落とします。頭の部分は毒性が高いといわれているそうです。あらかじめ刻んで乾燥させてあるものは使いやすさが◎。前日に水につけておき、薬効の溶け出したつけ汁ごと使います。鍋にはそのまま入れて煮込んでください。

高麗人参は風味がなくなるまで何回も使えます。残った高麗人参は食べられますが、人によっては興奮気味になって眠れないことがあるそうなので(玫瑰花さん談)、気をつけてくださいね〜。

もち米はとろ〜りの元

もち米は、サムゲタンのスープをとろ〜りとさせるために使われます。スープをすっきりさせたい場合は、入れなくてもOK。ふつうのお米を使っても大丈夫です。

あくまでもお肉とスープが主役なので、お米の量はそこまで多くなくてOK(4人分で1カップ程度)。むしろもち米は漢方薬的な意味合いで入れると思っています。というのも、薬膳でもち米は体を温めて、体のバリア機能を高める効能アリ!お腹に元気をつけて消化促進するんですね。お米は一番身近で立派な薬膳食材です。

土鍋を使うのがおすすめ

昔から薬膳を作る際には土鍋がよく使われます。それは薬膳食材との化学反応が起こりにくいから。

黒川正樹の土鍋

黒川正樹(夫)作の土鍋

また、土鍋は鍋肌が厚いので、加熱するとじわじわと温まります。急激ではなくじわじわ熱が伝わることで、食材の持つ旨みをじっくりと引き出すことができるのもポイント。もし土鍋があればぜひ土鍋を使ってみてください。もちろん土鍋がなければ普通のお鍋でも大丈夫です。

味は本格派、作り方は手軽!

材料をすべて入れて、ひたひたに水を注ぎ、あとは1〜2時間ほど煮るだけ。

時間はかかりますが、ほったらかしで別のことができるので楽々です。
骨の髄やコラーゲンが溶け出し、肉や素材の旨みが一体化して、とろ〜りとしたスープに仕上がりました!

サムゲタン完成♪

私が作ったサムゲタン

こちらは某パウチのサムゲタン。見た目にはどちらもほとんど同じ!

お肉は骨から簡単にほろっと外れてとってもやわらか!味付けは塩のみ、それでも本当においしい大満足の味わいになりました。

ぽかぽかあたたまって、元気になれるサムゲタン。ぜひ作ってくださいね。※ふだんから暑がりでのぼせやめまい、頭痛、目が赤いなどの症状がある方はご注意ください。

  1. 【薬膳料理サロン 玫瑰花さん】
  2. 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/maikaika_yakuzen/
  3. 食べて美味しく、自分や家族の健康に役立つレッスンが好評。日々のメニューに取り入れられるヒントがいっぱいの薬膳料理サロンを開催されています。詳しくはインスタをご覧ください♪


キョウ
元気をつけたいときの我が家の定番料理になりそうです♪


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