夏にスイカを食べると、秋を元気に過ごせる理由

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こんにちは!キョウです。
毎日蒸し暑い日が続きますが、みなさん体調はいかがですか?今回は、夏の養生とスイカについてまとめたいと思います。

スイカが体にいい理由

みなさん、スイカ食べてますか〜?最近のおうちでは「冷蔵庫に入らない!」と、あまり買わないところも増えているようです。そんな世の中の動きに反して、我が家ではむしろ「一玉買い」。積極的に食べています。

なぜかと言うと…

  • 「いかに夏にスイカを食べたかが、秋の元気につながる」by薬膳の先生
  • 「夏のアイスクリームや冷たい麺など冷たいものを控えるとアトピーの改善につながります」by中医師の先生

そんなお話を聞いたから。そんなわけで、今年はアイスクリームの代わりにスイカが我が家のおやつになっているんです。

スイカの薬膳的パワー

スイカを食べると体がひんやりさっぱりしますよね。薬膳でスイカは体の熱を冷ます働きがあります。

  • ◆スイカ
  • 五気六味:寒性・甘味
  • はたらき:熱を下げる、汗や咳、暑さによるイライラを改善、熱による目の赤み、口内炎、のどの腫れと痛みの緩和に

体にたまった余分な熱を取るので、熱中症予防に大活躍。また利尿作用が高いので、老廃物がたまりやすい夏、スイカはまさに「食べる薬」です。

子どもの発熱に

夏は感染症などで子どもが熱を出すことがあります。そんな時にも役立つのがスイカ。熱を取って体を冷やし、のどの渇き、顔の赤みなどの症状にぴったりなので「天然の白虎湯ビャッコトウ」と言われるほど。食欲がない時は、果実をしぼって汁を飲ませるだけでもOKです。もちろん大人の発熱にもどうぞ。冷やさなくても十分冷やす効果があるので、常温のものがオススメです。

なぜアイスクリームよりスイカがいいの?

スイカが体の熱を取ることはわかった。でもアイスクリームだって体を冷やすし、なぜアイスクリームは体に良くなくて、スイカはいいんだろう?

一時期、そんな疑問を思ったことがありました。でも食べ物の持つ働きを知ったり、先生に教わったりするうち、だんだんわかってきたんです。

  • スイカは、体の余分な熱と湿気を尿と便で外に出してくれる…つまり「熱と湿の道を作ってくれる」食べ物なんだということ。これこそが「自然の食べ物が持つ力」です。

スイカは尿と便で余分な熱と湿を外へ発散するけれど、アイスクリームは発散してくれません。アイスクリームって砂糖と油を凍らせた塊ですもんね…(おいしいんですけど)。むしろ胃腸を冷やすので、消化力が下がって元気がなくなり、夏バテや太る原因にもなってしまいます。

スイカは特に熱を取る作用が強いですが、きゅうり、苦瓜、冬瓜などの瓜類はスイカと同じように余分な熱と湿を排出しつつ、必要な潤いを補う働きがあります。だから夏にぴったりなんですね。

夏の養生は陽気の発散が大切
  1. 
熱や湿を出すことは、養生のために実はとても重要です。夏は外気と同じように、体内も陽気でいっぱい。その陽気を汗や熱感で外に発散していくことが大切です。
  2. 夏は適度に汗をかかないと、陽気を外に発散することができません。冷房の効いた部屋で、冷たいものばかり食べていると陽気を発散できず、内側に熱がこもってしまいます。
  3. 冷やすことで夏の熱が体内にこもると熱中症や秋の風邪や喘息、咳などの不調が出やすくなると中医学では考えます。
  4. 余分な熱と湿気を排出することは、夏だけでなく秋の元気にもつながっているといえます。スイカや瓜類などはその発散を助けます。
体に残る邪気の話
飲み物が飲みたくなったけど、熱いお茶しかない。そこで熱いお茶の中に氷を大量に入れてみると、氷はすぐに溶ける?と思いきや、なかなか溶けきらず、小さくなっていつまでも残ります。

夏に冷たいものばかり食べるのは、これと同じ現象です。冷たいものは胃腸を冷やし、いつまでも残った冷えは「邪気」となって、アレルギーなどの不調にもつながってしまいます。

↓夏の飲食が花粉症にも関係しているという話

花粉症はいつ、どうやって治す? 意外な中医学の考え方を知る
春先になると誰もが気になる花粉症。日本に住む人の3人に1人はなんらかのアレルギー症状があるといわれますよね。今日は花粉症の漢方的対策について、中医学の視点から興味深いお話を聞いたので、簡単に書いてみようと思います。

長々と書いてしまいましたが、とにかく自然の食材が持つ力ってすごい!ぜひ夏にはスイカや瓜類など、旬の力を取り入れたいですね。

  • スイカの注意
  • 一度に食べるとお腹が冷えやすいので、適量を数回に分けて食べるのが◎
  • 体を強く冷やす寒性なので、常温でいただくのがオススメ
  • 下痢気味の人は禁物

また、夏を元気に過ごすには、冷房の効いた部屋にこもりっぱなしではなく、適度に汗をかいて(汗のかきすぎはNG)熱を発散していきましょうね。

スイカは実と皮、2回楽しめる!

スイカをおいしく食べたら…2度目の楽しみ方が「皮」!スイカの皮は「西瓜翠衣セイカスイイ」といい、果実よりも優れた利尿作用があるとされています。

緑の部分も乾燥させてお茶などに利用できますが、手軽に食べられるのが緑の皮と赤い部分の間の白い部分です。昔「おばあちゃんがスイカの皮を漬物にしてくれた」という人も多いんじゃないでしょうか。

ただちょっと、そのままだと味があんまりおいしくないんですよね…そこで我が家の工夫はこちら。

スイカの皮をおいしく食べる工夫
  • ✔️赤い部分は多め(お好みで)
  • ✔️5~7mmぐらいの細切りにする
  • ✔️しっかり塩揉みする

塩もみしてしばらくおくと、写真のようにものすごい水分が出ます。

この水気を出すと青臭さも抜けるので、とても食べやすくなるんです。ギュギュッと水けをしぼってから味付けすれば、おいしい漬物に大変身!ごはんのお供にぴったりで、我が家では大人気です。

  • すいかの皮の味付け
  • ✔️めんつゆ…シンプルながらおいしい!
  • ✔️しょうゆ+黒酢+砂糖…少し酸味が加わってさっぱり感。
  • ✔️レモン+はちみつ…甘酸っぱくて不思議な味わい。

めんつゆとしそで和えたバージョン

刻んだ大葉を入れると、香りが良くなり、冷やす作用が少し和らぎます。

レモンはちみつで和えたバージョン。

いかがでしたでしょうか?あらためて、スイカってすごい!ということをまとめてみました。スイカの皮の一品は暑い日の薬膳にとってもオススメ。またスイカの皮は捨てる時にけっこうな体積になりますが、白い部分を食べればかさが減ってエコ!ぜひお試しを〜。

キョウ
我が家では漬物が定番ですが、カレーや煮物、炒め物にしてもおいしいようなので、また試してみたいと思います。


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