辛さガツン、おいしい!自家製ジンジャーシロップで夏冷え対策

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ジンジャーエールは手作りできる!

蒸し暑い!思わずクーラーをつけてしまう今日この頃。みなさん、クーラー冷え大丈夫ですかー?私は会社員の頃、冷房の寒さが本当に嫌でイヤでたまりませんでした。スーツの男性社員の体感温度に合わせるから、社内は冷え冷えなんですよね…。いつも設定温度の上げ下げ合戦を繰り広げていました。(笑)

と、前置きが長くなってしまいましたが、夏でも足が冷える私。夏冷え対策のために、生姜をたっぷり使った「ジンジャーシロップ」を作ってみました!これがあればジンジャーエールも作れて、アレンジも自在

作り方はとっても簡単。しょうがをすりおろし、砂糖とはちみつ、レモン、水で煮るだけ!作りやすく、飲み切りやすい分量で作ってみました。では、作り方からいってみましょう!

基本のジンジャーシロップの作り方

  • ■材料(5〜6杯分)
  • 生姜…市販の一袋分(約80g)
  • 黒糖…50g
  • はちみつ…大さじ2
  • レモン汁…大さじ1
  • シナモン…少々
  • 水…100ml
  • ■作り方
  • ①生姜は皮付きのまますりおろす。
  • ②鍋に生姜、砂糖、はちみつ、水を入れて10分ほど煮る。
  • ③レモン汁、シナモンを入れてさらに10分ほど煮る。
  • ④ざるや茶こしで濾す。
  • ⑤炭酸水やお湯で割っていただく。

ジンジャーシロップ作り方のポイント

①生姜は皮付きのまますりおろす。

生姜は皮に風味がたっぷり含まれるので、皮ごとすりおろすのがおすすめ。すりおろさず薄切り生姜で作る方法もあります。それだと仕上がりがクリアになるもよう。すりおろした生姜で作ると仕上がりが濁りますが、風味と辛味がガッツリ楽しめます。

②鍋に生姜、砂糖、はちみつ、水を入れて10分ほど煮る。

すりおろした生姜、砂糖、はちみつ、水を鍋に入れて煮ていきます。黒砂糖とはちみつを両方入れるので、コクもしっかり。黒砂糖がない場合は普通の砂糖でもいいのですが、「温め力」を重視するならぜひ黒砂糖を。後ほど解説しますね。

③レモン汁、シナモンを入れてさらに10分ほど煮る。

レモン汁とスパイスは風味を残すために途中で加えます。シナモンのほか、お好みのスパイスをどうぞ。私のおすすめはクローブ、カルダモンです。

④ざるや茶こしで濾す。 …みそではありません…。3回ぐらい作ったので、たまっちゃいました。

煮込んでできあがったら、茶こしかざるに上げ、ゴムベラなどで押し付けてしぼります。残ったしょうがは捨てないで!まだまだ風味辛味が残っているので、カレーなどに使えます(スパイスの風味が残っているのでエスニック向き)。紅茶に少し入れるだけでもポカポカしますよ。

⑤炭酸水やお湯で割っていただく。

出来上がったジンジャーシロップは保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間ほど保存可能です。

みょうがも入れてダブルジンジャーエール

出来上がったシロップを、ジンジャーエールにしてみました!シロップをコップに少量注ぎ、炭酸水で割ります。割合は1:5ぐらいがおすすめ。味見しながらお好みの割合を見つけてください。

そしてポイントは、仕上げにみょうがをプラスしたこと!みょうがは和食の薬味のイメージがありますが、実は薬膳にも使える食材。ジャパニーズジンジャーとも呼ばれ、生姜と同じく体表を温めて汗を発散させる効果があります。

刻んだみょうがをパラっと加えて炭酸水を注ぎます。(レモンはお好みで。)ピリッと辛いジンジャーエールの後に、みょうがのシャキシャキっとした食感と辛味が広がってユニーク!もちろんみょうがなしでも美味しくいただけます。

市販のジンジャーエールより辛さのパンチが効いているのは手作りならでは!辛いのがお好きな方におすすめです。飲んだ後にポワーーッと熱くなってくるのがわかりますよ。

生姜は「生」「乾燥」で効果が異なる!

生姜は中国で古くから漢方薬に使われてきた香味野菜です。日本には3世紀ごろ中国から渡来し、あらゆる病気を防ぐ「はじかみ」として重宝されてきました。

実は同じ生姜でも、中医学で「生」と「干したもの」では効能が違うとされています。

  • 生姜(生)…体表にパッと汗をかかせて風邪のひき始めなどに効果がある
  • 乾姜(干したもの)…内臓をじっくり温めて冷え性に効果がある

栄養学でも同じような分析に。

  • 生姜(生)…殺菌効果や発汗解熱作用のあるジンゲロールという辛味成分が多い
  • 生姜(干したもの)…血行促進効果、抗酸化効果があるショウガオールという香り成分が多い

冷奴に生姜のすりおろしをかけるのは、生姜の温める力で冷えを防ぐため。同じくカツオのたたきや生肉にかけるのは、生姜の殺菌作用を利用しているのですね。また、生姜入りのスープや鍋などを食べると体がポカポカしますよね。

生姜は、生の時点では「ジンゲロール」が多く含まれていますが、蒸す・干すなど加熱することで「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化します。多少加熱する程度ではあまり変化しないとも言われますが、まったく変化しないことはありません。加熱してジンゲロール効果もショウガオール効果もいただいてしまいましょう。

「生姜×黒砂糖」で温め力アップ

薬膳で「生姜×黒砂糖」は、生姜の温め力を黒砂糖が高める組み合わせです。生姜と黒砂糖を使った「姜糖茶」は、体を温めて痛みを和らげる、薬茶の中でも代表的なお茶。今回作ったジンジャーシロップも生姜と黒砂糖がメインなので、温める効果がたっぷり。シナモンなどのスパイスでさらに温め力を強化しているので、飲むと足先までポカポカします。

クーラーで冷えた日、少し寒い日、秋冬になってきたら、お湯割でどうぞ。まさに「姜糖茶」ですね。炭酸水やお湯で割る以外にも、あたたかい牛乳や紅茶、甘酒などに入れても、お料理に使ってもいいですね♪ジンジャーシロップは、いろいろなアレンジが楽しめます。

飲み過ぎにご注意

ジンジャーシロップが体を温めると言っても、生姜の分量が多いので、飲みすぎると胃腸の負担になってしまいます。ジンジャーエールの場合は炭酸水が冷たいので、冷えも気になります。私は体を冷やさないよう、なるべく氷を入れず、飲みすぎないようにしています。また、生姜の効果で発汗作用が強いので、元から暑がりの方やのぼせ気味の方は、熱を促進してしまうので控えてくださいね。妊娠中の方には向いていません。

夏でも冷え対策を大切に

キンキンに冷やしたものがいつでも食べられ、冷房のガンガンにきいた部屋で過ごすことができる現代。外気と室内の気温の変化に体がついていけず、自律神経が乱れ、冷え性になる人も多いそうです。冷やしすぎず、温める食べ物、温める生活を意識しましょう。

中医学には冬病夏治(とうびょうかじ)という理論があります。冬に慢性気管支炎や喘息、リウマチなどの冷えの症状が出やすい人は夏に治すといいよ、という意味。冷えで体調を崩しやすい方は、ぜひ夏の間に「温める」を意識してみては。

生姜・乾姜の薬膳的効能

四気五味帰経効能補足
生姜微温辛味肺・脾発汗・胃の冷え・痛み・食欲不振など
乾姜大熱大辛心・肺・腎・脾・胃お腹の冷え、嘔吐、咳喘息、生理痛など
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