食べるデトックス!春は山菜や野草のパワーで肌荒れ・イライラ対策!

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すっかり春ですね!やわらかな緑に包まれる美しい季節です。一方で、のぼせやほてり、めまいなど不快な症状に悩まされることも多いころ。そんな時には旬の山菜の出番です♪

春になるとふわふわ、そわそわする?

「やる気が出てきた!何か新しいことをしたくなった」「最近なんだかふわふわ、そわそわする」どちらも春のせいかもしれません。

あたたかな陽気にあふれる春、私たちの体の中にもやる気や元気をもたらす陽気が高まってきます。冬の体は、体温やエネルギーをセーブする「ためこみモード」。春になると、エンジンがかかり、一気に「発散モード」にチェンジ!

発散を担う「肝」は、春にフル回転するのでオーバーワーク気味になりやすく、イライラ、ふわふわ、不安定な状態を呼び起こします。

また気の高ぶりと滞りで熱がこもると、頭痛、耳なり、のどの痛み、むくみ、めまい、鼻や目の充血、目のかゆみなどの症状が出てきます。こういった症状に、「苦味」のある食材が役に立ちます。

「春の食卓には苦味を盛れ」って何?

「春の食卓には苦味を盛れ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?春は山菜など苦いものを食べようという意味です。「春に苦味をとると良い」、これは調べたところ日本の養生法のようです。

「春苦味、夏は酢の物、秋辛味、冬は油と合点して食え」明治時代の医師で、食養やマクロビの祖ともいわれる石塚左玄が著書『食物養生法』の中で述べている言葉です。

また「春には苦味を盛れ」というのは懐石料理の世界で昔から受け継がれてきた考え方。緑が豊かで、さまざまな山菜や野草に恵まれた日本ならではの養生法ともいえます。薬膳でも、体質にマッチした人なら、春は苦味を取り入れるのが○です。

食べるデトックス・山菜の効能

なぜ「苦味」を摂るといいの?というと、苦味には「熱を取る」「解毒する」「余分な湿を取る」という働きがあるため。薬膳で「味」は、単なる「味わい」だけでなく、働きがあると考えるんですね。

春は苦味をとることで、冬の間にためこんだ不要物を排出して、体をアクティブモードへシフト。気の高ぶりによるのぼせ、ふわふわ、頭痛、目が赤い、かゆみ、ニキビなどが出る人なら、苦味を持つ食材を取り入れましょう。

山菜や野草の効能と食べ方

苦味のある食材には緑茶やゴーヤなどがありますが、春に食べるならちょうど旬を迎える山菜や野草がおすすめ。代表的な山菜や野草の効能はこちらです。

食材四気・五味働き
たけのこ寒性・甘味・微苦味熱を冷まして痰を取り除き、解毒する。むくみにも。
うど微温性・辛味・苦味余分な水分を除き、足腰の痛みを取る。
ふきのとう寒性 苦味・微甘味咳を止め、解毒して炎症を止める。
ぜんまい寒性・甘味胃腸を整える、利尿作用でむくみ対策、足腰の止痛に。
わらび寒性・甘味熱を取り、利尿や解毒作用がある。五臓の気を補う。

たけのこ

余分な水湿を排泄させる「そら豆」+痰をとる「たけのこ」で 春のむくみ対策和食。たけのこは体を冷やす寒性です。よく木の芽を合わせますが、体をあたためる木の芽で冷やす効果を和らげる意味もあるんですね。ちなみに、ゆらぎやすい春の時期を「木の芽どき」などということも。

たけのこ料理の定番・若竹煮は、たけのこ+わかめという、春の旬同士の組み合わせ。同じ旬で相性の良いものは「出会いもの」といい、重宝されます。若竹煮を薬膳的に見ると「余分な水をデトックスする組み合わせ」余分な水をさばくダブルのパワーを発揮します。便秘解消にもおすすめ。おいしくて体にも良いので、一度は食べておきたいですね。

クレソン

春になると食べたくなる「クレソン」は、体を強く冷やす寒性。辛味と苦味があり、胃の働きをよくして、消化をたすけます。すっきりしたい時に食べたくなるのは私だけでしょうか?ちなみに妊婦さんは多食NGです。

つわぶき

佃煮にするとおいしい「つわぶき」は、春のデトックスにぴったり。熱を取って炎症作用を鎮めます。

うど

「うど」は、体内にたまった余分な湿をとる効能がある食材。寒さと湿によるむくみ、足腰のだるさを取り除きます。漢方薬にも入っているほどで、筋と骨を丈夫にします。写真は山うど。栽培もののうどは白く、天然のうどは緑をしています。

山菜といえば「処理が面倒」というイメージがありますが、うどは下処理が少なく、捨てるところがほとんどないのでおすすめ。天ぷらに、きんぴらにと楽しめます。

たんぽぽ

古くからヨーロッパや中国では、冬の間にたまった体の解毒の意味で、春先にたんぽぽを食べるそうです。日本では江戸時代に食べられていたほか、民間薬として整腸や発汗、乳腺炎、催乳に使われてきました。

最近の研究ではたんぽぽに抗ウイルス効果やホルモンバランスを整える効果があることがわかっているそうです。

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山菜や野草を食べる際の注意点

解毒作用の強い山菜や野草は、体を強く冷やす「寒性」を持っていることが多いです。熱タイプの人なら良いのですが、寒がりの人、元気がない人、やる気が低下している人、妊娠中の方は控えめにしてくださいね。

春先のめまい、のぼせ、肌荒れなどにひと役買う、春の山菜や野草。食卓に取り入れて、旬の味を楽しみながら体の中をスッキリさせましょう。

キョウ
山菜は下処理に手間がかかりますが
デトックスのためにも
取り入れていきましょう♪


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